
知れば知るほど奥深いお米は、まるで噛むほどに甘くなるごはんのよう。ちょっと長いけど、長くせずにはいられないお米のつぶやきを味わってください。今回は第2回目です。
調味料
料理の仕上がりを左右する調味料にもお米は原材料として大活躍。醤油もろみに糖化させた米を混ぜたうす口醤油、みりん、米酢、米麹を使ったみそは代表的なもの。
また、日本酒や米焼酎、甘酒もお米が原料です。
米粉
かしわもちや桜もち、お団子などの和菓子は上新粉や白玉粉、道明寺粉などから作られています。これらはうるち米やもち米を砕いて、粉にした米粉が原料。
昔から私たちのおやつには米粉がおなじみだったのです。最近はパンやケーキなど西洋由来の食べ物に、小麦の代わりとして使われることも。小麦アレルギーの人でも食べられるのがいいですね。
お米のお菓子
せんべいやあられはお米から作った記事を焼いたり、揚げたりしたもの。東京の雷おこし、大阪の岩おこしなど各地で微妙な違いがあるおこしはお米の粒の形がそのまま残っている米菓子です。
大正から昭和中頃の子どもの定番おやつだったのはポン菓子。昔は巡回トラックで公園などを回っていました。今はお祭りの屋台で見かけるほどになりました。
米飯給食
明治時代に始まったとされる学校給食。長い間、パンが主流でしたが、昭和51年、ご飯を主食とする学校給食が導入されるように。
ごはんを中心とした一汁三菜は栄養バランスも良く教育に繋がることから、完全米飯給食にする自治体も増えつつあります。
郷土料理
お米は日本全国で栽培される作物。そのため、地域ごとの個性が現れたふるさと料理もたくさん生まれました。
お米をつぶして棒にすりつけた秋田県のきりたんぽや福井県名物なれずし、木型に酢飯を入れて押して作る大阪の箱寿司、干したさつまいもを混ぜる長崎県のかんころもちなどバリエーション豊富。
日常食からおやつ、お祝いの席でいただく料理までお米の存在感は抜群です。
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