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コウノトリ育むお米・農法とは?|こめがたり お米の話

最終更新: 2018年7月5日



日本にはお米を作っている地域がたくさんあります。中でも注目を集めているのが兵庫県豊岡市。


日本の空から消えたコウノトリを復活させるためのプロジェクトの一つとして生まれたお米づくり「コウノトリ育む農法」は、取り組みから約10年。年々、豊かな実りを見せるようになっています。



「コウノトリ育む農法」とは?


コウノトリ育む農法とは、2003年度から生産者、JAたじま、兵庫県、豊岡市が連携して取り組む環境に配慮した農業。農薬の不使用(または75%削減)や栽培期間中の化学肥料の不使用、お湯による種籾の消毒、早期湛水・冬期湛水、深水管理や中干し延期などでコウノトリのえさとなる多様ないきものを育みます。生産された無農薬・減農薬米はJAたじまが「コウノトリ育むお米」として販売。株式会社お米のきたむらでは「コウノトリ育む農法米」として販売しています。


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豊岡の大空にコウノトリを



コウノトリの歴史


西洋では、赤ちゃんを運んでくる鳥として知られているコウノトリは、日本でも幸せを運ぶ鳥として親しまれてきました。感じでは、「幸の鳥」と書いたという説も。


田んぼや畑に生息する様々な生き物をえさにしているので、里山が活動エリア。自然が多く残っていた昔の江戸には数多く暮らしていたともいわれています。


その姿が鶴に似ているため、豊岡では鶴と呼ばれていたコウノトリですが、主なえさ場となる田んぼの稲を踏むのではといった憶測、森林伐採や乱獲、農業の近代化による農薬散布・化学肥料の使用など様々な要因が重なり、1971年(昭和46年)に豊岡で生息していた野生コウノトリは姿を消すことになりました。



コウノトリと共存するまちづくり


もう一度、豊岡の大空にコウノトリを。そんな願いから動き出したのがコウノトリと共存するまちづくり。


絶滅したコウノトリを復活させるには、緑豊かな山、清らかな水が流れる川、えさとなる生きものがたくさんいる田んぼなどが欠かせません。コウノトリと人が暮らせる農業として農薬・化学肥料にできるだけ頼らないお米作りは始まりました。


スタートはたった0.7haだったコウノトリ育む農法の田んぼですが、約10年経った2014年には270haに。豊岡に生きるコウノトリも約80羽に増えました。



豊岡市会館の壁面で翼を広げ飛んでいたり、お店の看板に描かれていたり・・・街のあちこちで見かけるコウノトリのオブジェやイラスト。


ここに暮らす人がコウノトリを愛している気持ちが伝わります。もちろん、本物のコウノトリも田んぼに出没。優雅に空を飛ぶ姿も目にすることができます。



「安心・安全」な食への関心


ちょうど食材への関心も高まってきた時期ゆえ、安全なお米と生きものを同時に育む農法で育てた「コウノトリ育むお米」も脚光浴びることに。コウノトリ育む農法を行う米農家の北村真二さんも遠方からの注文が多い、一度買った人は繰り返し買い求めると話します。


ドジョウやフナ、カエルにバッタなどが生きる田んぼ、その生き物を求め里山にやってくるコウノトリ、その田んぼで作られたお米を食べる私たち人間。


互いを守り、守られながら、生きていく豊かな命の巡りがここにはあるのです。




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